2021年7月19日 ARCHIVES
サマーコンファレンス2021
2021年7月19日
毎年、7月に横浜で日本青年会議所主催のサマーコンファレンスが開催されます。
2009年に入会して12回目のサマコン 、鳥取青年会議所は毎年、多くのメンバーで横浜に行き、フォーラムやセミナーに参加、夜はLOMナイトという飲み会を開催し、メンバーの親睦を深めるというのを行ってきました。
昨年はコロナ禍となり、一部のフォーラムだけがWEBでみられるという、JCはコロナ禍でも学びを止めない姿勢を見せていただきました。
そして本年、7月17日、18日の2日間にわたり「彩の結節点」初めてのハイブリット開催でサマーコンファレンス2021が開催されました。
横浜のある神奈川県は蔓延防止措置緊急対応が発令している地域でもあり、今年の鳥取JCからの現地参加は私一人でした。
日曜の夕方帰鳥し、帰鳥後すぐANAのPCR検査を行い陰性でした。今後は3日たってからのPCR検査を病院で受ける予定です。
青年会議所において理事長は全てのファンクションに参加することが出来ます。
私の現地参加に際し、様々な議論を執行部で行ってきましたが、私が参加することを決めた理由はLOM理事長として行けなかったメンバーに伝えることの役目を担う為です。
ハイブリット開催ということでしたが今年のサマコンは本当に日本JCの進化を感じたサマコンでした。
WEB視聴でも、現地で参加する方と同じ学びが得られるように、様々な工夫を行っていました。
まだ、参加は受け付けていますし、一般の方も見ることが出来ますので登録費はかかりますがそれ以上の価値があります。
是非ご視聴ください。
参加登録
各種内容
日本青年会議所には地域、国家、国際、組織、総務の5つのグループが存在し、本サマコンではそれぞれのグループが地域や社会の課題解決に向けたセミナーやフォーラムを行ってくれました。
私が現地にて参加し、印象に残ったフォーラムを紹介します。
まずは国際フォーラム「CONNECT:つながる企業が世界を変える」パネリストのオイシックス・ラ・大地の高橋さんが仰っていた国際は英語でインターナショナルだがビジネスでインターナショナルは無いという言葉に感銘を受けました。
ビジネスにあるのはインターローカルつまり、それぞれの国のローカルとの繋がりだと。
グローバルとはローカルの集まりであり、自分の地域や日本という枠と海外のローカルに境界は無いというお話しでした。
私たちはグローバルにビジネスを展開という話をし、それはとても難しく、大きなことのように思っていますが結局、その国のローカルとの繋がりであり、国家と繋がるわけではないとのこと。
とても示唆深くビジネスにおいての考え方が変わるフォーラムでした。
もう一つ、国家フォーラム「夢を形にすることから始まる豊かな未来のつくりかた」では3年間学生時代に引きこもりを経験したロボット製作の起業家、吉藤オリィさんの取り組みが印象的で感動的でした。
OriHimeというロボットと一緒に出演されていましたが、そのロボットのパイロットは難病を抱え、体を動かすことが難しい、寝たきりの三好さんが松江の自宅から動かしていました。
吉藤さんの取り組みは、このOriHimeを難病の寝たきりの方々が動かす、分身カフェの運営や目だけしか動かせない人が、OriHimeを使って絵を作成するなど、本当に素晴らしい研究と、とてもかっこいいお仕事をしておられると私は思いました。
まだまだ多くのフォーラムがありましたがぜひ、そちらはご視聴してみてください。
本、サマコンは本当に多くの学びを頂くことが出来ました。
日本の様々な先進的な事例を学ぶことの出来るサマコン。
残念だったのは多くのメンバーと現地参加できなかったことでしたが、WEBを通して一緒にフォーラムやセミナーを見ることが出来ました。新しいニューノーマルなサマコン本当に楽しかったです。
日本青年会議所の各委員会と出向者の皆様、多くの学びの機会をありがとうございました。
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