2021年3月28日 ARCHIVES

第167回総会

2021年3月28日
皆さんこんばんは、理事長の澤田です。
昨日は日本青年会議所の総会がありました。
私はWEBで会社から参加しました。
今年度は総会もリアルとWEBのハイブリット開催という今までなら考えられないことに果敢に挑戦しています。
活動もしやすくなり、個人的にはとても良い取り組みだと思います。

さて、本総会では昨年の事業報告と決算報告の審議、今年度の予算や各委員会の報告、JCI会頭のあいさつなどが行われました。
報告の中で印象的だったのはJCI沖縄の合併調印50周年についてです。

日本青年会議所は当初、沖縄を除く9地区でスタートし、沖縄は1959年にNOM(国際青年会議所)として誕生しました。
そして沖縄がアメリカから返還された1972年の祖国復帰をもって日本JCと正式に合併しました。
沖縄は当時、ブロック協議会(各県の代表)とせず地区協議会として活動を行うことにこだわったと会議の中の動画で拝見し、当時の沖縄の先輩方の思いが伝わってきたような気がします。

地区として活動するということは日本青年会議所にも出向者や役員を出したり、ブロック協議会の運営などを行っていく必要があります。今のようにインフラがなかった時代ですのでかなりの負担であったことが予想されます。

動画の中で当時の先輩が「当時は本当に大変だったが、そのおかげで多くのことを経験し、今日の活動に繋がっている」と仰られていました。青年会議所の活動とは、正に負担や負荷を経験に変え、地域を担う若者として果敢に挑戦し、自己を成長させることに尽きる、と改めて考えさせていただいた報告でした。

青年会議所の活動の根幹とは、LOMであるということに尽きます。
LOMとは日本青年会議所に属し、JCIの方針に沿って活動するということです。
私はトレーナーとして各地を回るのですが、現在のLOMの多くはそれを理解せず、出向や協議会への協力を負担としてしか考えていない現状があると感じています。
青年会議所の醍醐味はLOMであるということです。だからこそ、我々は様々な機会を得ることができます。
JCとはそういう組織なのです。

そして、本総会では全国のメンバー向けにWEBセミナーも開催されました。
本当に今年の日本JCはチャレンジしています。内容も素晴らしく、本当は多くの市民の方に見ていただきたい内容でした。

テーマ:自立した地域の創造は地域内経済循環を高める!
講師:日本総合研究所 主席研究員 藻谷浩介氏

講演の中では事実をしっかり自分自身で取ることの重要性を教えていただきました。
一部抜粋すると、メディアに出ている評論家やタレントの多くは事実ではなく、感情と知識を話しているとのことで、それはどちらも古くなったり、事実と違うこともあるとのこと、そして我々はその誰かの話しを信じ行動しているとのことでした。

改めて、自分で調べ、数字としてみると様々なことがわかります。
過去と現在の経済の状況はどうなのか?
コロナが今後どのようになり日本という国が今世界に比べてどのようになっているのか?
オリンピックは出来るのか?など全て数字に置き換え考察することができます。
本セミナーを通して、情報過多な時代において、我々はしっかり様々なリテラシーを高めていかなければならないと思いました。

土曜の午後という時間でしたがとても有意義に過ごすことができたと思います。

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2021年度 鳥取青年会議所
第62代理事長
田中 信也

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