2026年度理事長予定者

2026年度 鳥取青年会議所 第68代理事長予定者

2026年度 鳥取青年会議所 第68代理事長予定者

事業所:(株)KIDS

鳥取青年会議所における履歴

2015年 総務委員会
2016年 会員拡大委員会 委員
2017年 広報渉外委員会 委員
2018年 総務渉外委員会 副委員長
2019年 地域コミュニティ委員会 委員 兼
公益社団法人日本青年会議所 中国地区鳥取ブロック協議会 財政局長
2020年 因幡の魅力委員会 委員長
2021年 会員拡大特別委員会 委員
2022年 専務理事
2023年 65周年準備特別委員会 委員長
2024年 副理事長
2025年 LOM支援出向隊 隊長 兼
次世代理念共感PTメンバー 兼
公益社団法人日本青年会議所中国地区鳥取ブロック協議会 副会長

はじめに

 20歳から40歳という時間は人生の重要な転換期です。その転換期にこの青年会議所は自分のまちづくりを率先して行う団体です。
 まちづくりを通してひとづくりと良く言われますが、まさにJCは大人の学校。厳しいルールの中で今までのように上手くいかない事が多く出てきます。私も最初の頃辞めようと思い、何度も投げ出そうとしました。何も出来ない無知な私に丁寧に教えてくれいつでも先輩や仲間が支えてくれました。時には叱咤激励の想いに受け止められない自分は言い返したりもしました。そんな時最後まで支えてくれて今でも私の成長を陰ながら見守ってくれている先輩や仲間がいます。
 なぜ私がそこまで続けることができたか。それは支えてもらっている愛を感じていたからです。これは全てにおいて大事なことだと自分は思っています。また私は会社の売上を求め入会し、自分のことしか考えていませんでした。そんな時いつでもまちづくりを行う先輩はいつも笑顔で真剣に議論を交わし仲間と常に汗や時には涙を流していました。それはまさに青春だと思っています。
 その青春こそが青年会議所の醍醐味であり、まちづくりをするきっかけだと思います。私はそんな先輩の姿に憧れを抱き一緒に活動を邁進するようになりました。

まちづくりから青春づくり

 みんな家族に、仕事にと日々追われその後にまちづくりに対し議論を交わす。休日にはまちづくりを行う。正直余裕がないと出来ません。その余裕の無さから逃げ出したくなる時もあります。でもそこに支えてくれる先輩や仲間がいればやり抜く力になります。その経験は実績で自信となってまちづくりを頑張れるきっかけになります。「あの時があるから」とそれを引っ提げてこれからの自分の周りに起きる問題を解決できる自信になります。このきっかけとなる時に支えてあげてほしいです。自分が支えてもらった時のように。それを経てまちづくりに没頭していきましょう。
 すべてはまちのため。まちのためにさせてもらっています。自分のまちづくりからひとづくりを行いまたまちづくりです。それを仲間と行うことがまちづくりから青春づくりだと思います。

郷土愛あふれる因幡の実現に対し青年会議所がやるべきこと

 鳥取青年会議所は2019年より10年間の中期運動ビジョンとして郷土愛あふれる因幡の実現を願い走ってきました。この郷土愛あふれる因幡の実現が鳥取青年会議所のまちづくりです。その実現を達成する為去年までに子育て・アートと文化・教育・防災に絞り問題を解決していきました。そこには無くてはならない存在がいます。それはステークホルダーです。私たちはステークホルダーと連携を行ってきました。ですが強固な関係がすべての分野において築けているかと言われればまだ不十分です。それはステークホルダーの方々と有事の際にしか連携をしていないからです。
 2026年はそこを解消するべくステークホルダーとの連携に重きを置きます。青年会議所のパワーとステークホルダーの知識と経験が重なれば大きな活動になり面白いものが生まれると思っています。そしてそこに青年会議所とステークホルダーとの青春が生まれてくれれば最高です。けして青年会議所だけの調査研究で構築された青年会議所よがりの活動だけでなく、常にその分野の専門的な知識と経験を持ったステークホルダーとの連携を行うことで最も効果的なまちづくりが出来ると思います。また青年会議所が何をしている団体かを活動するメンバーやまちに対し目に見える形にこだわっていこうと思います。常に何をしている団体か理解し多くの人に理解してもらえる活動にしていきます。また、子育てに関して新学習指導要領の中にある非認知能力の向上にアプローチしていきます。今やメディアでも非認知能力は取り上げられ注目され続けています。けしてテストや試験の結果だけでなく、人生における生きる力を身に付けてもらうことでいかなる環境に置いても自分で考え自分で対応出来るような子どもたちになってほしいです。
 小さいころにした経験は後に財産となります。経験に勝る物はなく、その経験を作りだすのは子どもたちを取り巻く環境です。そんな様々な環境でも子どもたちの可能性を広げることが必要不可欠です。その活動を通して子どもたちの可能性を広げるまちをつくることを目指していきます。

会員数について

 1959年に熱い想いで始まった鳥取青年会議所の会員は47名でした。そこから多くの諸先輩方が卒業され、絶頂期は自分が入会した2015年の132名。そして今年は創世期と同じ会員数です。
 会員数にたいして誰しも心配されていると思います。ですが青年会議所の青春と価値は創世期から全く変わってないと思います。昔のことは分かりませんが、色んな諸先輩方の青春の話を聞くと誰しも嬉しそうにお話をされるからです。そしていつまでも青年会議所を遠くで愛しておられると確信しています。この度の拡大において注力することは入る前に理解してもらうのではなく、まずは入ってもらうことです。青年会議所の仕組み的にはどうしても入会前に存分に利点や魅力や青春を感じることはほぼ不可能です。「やらないとわからない」そこに尽きます。一緒に活動しようと声をかける拡大運動を限りなく増やし数字に拘り着実な会員拡大とまちづくりを通して青春を感じてもらうことです。

最後に

 私は青年会議所に入る前は自己中心的な考えでまちづくりに対しては意識がある方がするものだと思っていました。それより私がどうなりたいとかどうしたいなど考えその延長線上に経営を考え青年会議所の門を叩きました。当初は売上しか興味はありませんでした。今も売上を追いかけていますが、売上より大事なものに出会いました。それは同期です。
 一緒に門を叩いた同期はみんな一所懸命に活動をしていました。そんな同期を見るとどこか誇らしげにまちづくりを行い青春を感じていました。私はどこか羨ましく感じていましたが同期となかなか馴染むことが出来ませんでした。ですがまちづくりを経て今では大事な仲間です。青春は同期だけではありません。諸先輩方から仲間どこにでも青春に満ち溢れ笑顔であの日を楽しそうに話しています。そんな青春に満ち溢れる団体のまちづくりは間違いありません。
 そんな青春を外部の方々と感じることが出来る活動を信じ進んでいきます。一緒に青春を感じていきましょう!

(一社)鳥取青年会議所

〒680-0831
鳥取県鳥取市栄町217
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