2022年6月11日 ARCHIVES
災害支援活動勉強会
2022年6月11日
昨年より、JCI鳥取は防災について取り組んでおり、鳥取市様、鳥取市社会福祉協議会様との防災協定も締結させていただいています。
その中で、私達JCI鳥取内の防災システムを強化するため、昨年作成されたガイドラインのブラッシュアップや、防災についての勉強を重ねています。
本年度、防災委員会の1つ目の事業として、JCI鳥取災害支援ガイドラインの説明、鳥取県自主防災活動アドバイザー白鳥孝太様によります講演を拝聴いたしました。
ガイドラインの説明では、大谷委員長より災害が起きたとき、初動に困らぬよう細かく説明していただきました。身近で起こった場合、私達も被災者となります。ガイドラインはマニュアルとは違い、ガイドラインをもとに状況に合わせて手引きのように使用するものだと説明がありました。このガイドラインは素案として説明があり、メンバーの意見を踏まえて、本年度さらにブラッシュアップされます。
そして、白鳥様の講演では、実際の被災地での活動や、ボランティアセンターについて説明していただきました。被災地では、混乱等も起こります。何処で誰が困っているのかの把握がかなり難しいとの事でした。助けたい気持ちから、ボランティアや支援物資も押しかけたり、無理に支援してしまうと、かえって現場に混乱を招きます。必要なところに必要な物を、そして必要な人員数を配置しなければなりません。災害ボランティアセンターはその調整をしてくださっています。ボランティアを行う際も注意、配慮すべきところは沢山あり、その説明等も行ってくださっています。災害時のボランティア活動では、人の生活を再建するためにしているので、住んでいる人に向き合って、活動する事が大切であり、被災者の方への配慮や声かけ等も必要となります。「泥を見ずに、人を見よう!」の言葉を忘れてはいけないと学ばせていただきました。私達だけで何かするのではなく、平素から社協の方々や行政と連携をとり、確かな情報をもとに地域を守る事が必要であると感じました。白鳥様、ブログでは書き表せないほどの貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。
この因幡地域のみならず、いつ災害が起こるかもわかりません。その様な状況に備えて、JCI鳥取では今後も災害に備えて学び、安心して暮らせる地域を目指していきたいと思います。
最後に、大谷委員長をはじめとします防災委員会の皆様、防災について向き合い、率先して学び、メンバーに伝えてくださって感謝致します。引き続き、よろしくお願い致します。
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