CATEGORY
歴史と伝統
2021年1月14日
日本はコロナの蔓延で、昨日は関東圏に続き、関西圏や福岡市など人口の多い所に緊急事態宣言が出されました。
そのような中、世の中は自粛モードのストレスと不安が蔓延し、その行き場の無い不安が不満となり政府や行政に向けられているように感じています。
ここで私たちは何を考えなければいけないのか？
視点を変えると、行政の方々も、同じ、不安の中で生活している、市民でもあるということではないでしょうか。
このコロナ禍を生き抜くためには、私たちはもっと行政の方々の考えを理解することが必要なのかもしれません。
お互いさまで協力し合い自助、共助、公助を念頭に置き自分に出来ることを行っていきたいと思います。
さて、今日は歴史と伝統について、
鳥取ＪＣの伝統とはなにか？という話しを良くメンバー間でもするのですが、ある歴代理事長の方とお話をさせて頂いた際に、その言葉について考えていましたのでシェアしたいと思います。
その方との会話の内容は、JCの話だったんですが、当時、どのように考えていたのかということや理事長として、どのような行動をとったか、という内容でした。
私はその当時、メンバーでしたので、自分自身が感じていたことなどと照らし合わせながら、お話を聞いていました。
その当時の私は、なぜ理事長がそのようにされたのかが、さっぱり、分からないかったのですが、お話を聞くと、そこには理由があり意味があるということを理解することが出来ました。
いま改めて、立場を越えて様々な角度からその当時のことを知ることにより、やっと起こっていたことを理解したのです。
私たちは簡単に歴史や伝統という言葉を使います。
しかし、その本質をとらえなければ、形を真似しただけの中身の無いものになってしまいます。
そして、本質を捉えるためには多くの客観的目線が必要なのです。
お話しの中には、もちろん、今の組織には合わないものもありました。
それも時代が変わっていく中で当たり前です。
私たち、後輩はその違いを時代背景やなぜ、それをやっていたのかという意味と照らし合わせながら理解を深め、考えることが大事だということです。
最近はニューノーマルという言葉が使われています。
それは決して歴史や伝統を軽んじるものではなく過去と未来の良いものを組み合わせて新しいものにしていくような、良いとこ取りの新しい形なのではないかと思っています。
