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2019年10月

2019年11月 1日
 今月一番印象に残っているのは、台風と並行した全国大会in富山。私は台風が上陸する前11日昼には富山についていました。そしてその夜、台風が関東を中心に接近してきた夜8時頃からずっとホテルのNHKを見て、明日明後日どういう行動をするべきなのかという事を考えていました。12日の午前3時頃までずっとNHKを見ていましたが、結局リアルタイム情報というのはダムを放流するのかどうかという知らせのみで、その他の映像は11日の昼から夕方までの映像が繰り返されている印象でした。結果富山市内は台風の強い風が吹いたのですが、そこまで強い雨が長く続くわけでもなくという実感です。

 

鳥取に住んでいると台風というのは来るのが当たり前で、強風や大雨が毎年やってくるというのは当たり前という印象です。近年鳥取は台風が直撃する回数が減り、東日本を通っていく印象があります。台風が直撃して今回起きた多数の被害が、鳥取に起こるという印象は生まれてから経験したことがありません。どういう行動をするべきかと考えてもリアルタイムに情報を確認できない限り、出来るだけ高い所で外に出る事は控え、何もしないという事が正解と思います。

 

小学生の頃、台風が来ると傘を持って外に出て「風に乗ってジャンプできるのでは?」という事を考えて、怒られても傘を持って外へ出て面白がっていました。今はそんな事する子供もいないだろうし、災害も予想をはるかに超えた事が起こりますから、今ではこんな発想はまずありえないだろうと思います。

災害は予想をはるかに超えるという表現が年々増加しています。そもそも、予想出来ていたのだろうか?自然というものに対し予想という言葉を使う事に違和感があります。

 

人類が予想をはるかに超えた自然破壊を行っていて、予想をはるかに超えた自然災害が起こるという考え方だとしたら、皆が自然に対し考える時期に来ていると感じます。文明という観点から考えると、短い時間で世界人口急増と急速に地球のエネルギーを消費して近代的にはモノがあふれた豊かな生活を送り続け、自然破壊という事に対して何も感じることなく今の時代になっているのでは・・・・という謙虚な考え方が出来れば皆の価値観が変化しまた新しい価値観に向かっていけるような気がしています。

 

https://youtu.be/F7vh7eQUtlw

 

上記リンクは世界一貧しい大統領の愛称で有名になった第40代ウルグアイ大統領である、ホセ・ムヒカ大統領の20126月国連持続可能な開発会議中のスピーチです。このスピーチは人生の価値観を形成するうえで、私はとても印象に残っています。

 

スピーチの中の言葉を紹介させて頂きます。

「我々は発展するために地球上にやってきたのではありません。幸せになるためにやってきたのです」

「貧しい人とは、少ししかモノを持っていない人ではなく、もっともっとといくらあっても満足しない人のことだ」

 

上記のみの言葉だけ聞くと、キレイごとなのではと思われるかもしれませんが、受け止めるというスタンスで聞いてみて欲しいと思います。この考え方こそが、これからの明るい豊かな社会を創造していく上で一番大切な概念でありSDGsという考え方にも直接繋がっているように感じます。

 

私たちの価値観は、鎖国の時代から開国を迫られ、その後、度重なる国内争いから海外との戦争に発展し、世界大戦という大きな出来事から復興という時代を得て、現在の価値観が形成されてきました。

 

日本の山には神様がいる。自然を大切にしなければ「バチが当たる」という昔ながらであり、日本ならではの謙虚さを日本人は再び取り戻すべきなのではないのでしょうか?

 

一年という時間は、沢山の人に自分の考え方を伝えるにはとても短く、とても難しいという事を感じましたので今回はホセ・ムヒカ大統領の力をお借りしました。あと2か月です。さらに謙虚にやり遂げていきたいと感じた10月でした。


2019年9月

2019年9月30日
  先ずは鳥取青年会議所の事業へご参加ご協力頂いた皆様に深く感謝申し上げます。

 

あっという間に過ぎ去った9月を今思い返しています。

「一言で言うと何がありましたか?」と聞かれたとしたらこう答えます。

「今まで生きてきた中で一番たくさんの人と交流しました」と答えると思います。

 

おそらく4000人くらいの人と顔を合わせたのではないかと思います。全員とお話しさせて頂いた訳ではありませんが、青年会議所として交流したと考えれば本当にそれくらいの人と交わったと言えます。

 

何が言いたいのかと思われるかもしれませんが、人生において1ヵ月で4000人交流したと言える出来事は、経験することが難しい気がしています。

 

SDGsの認知度向上。

・新しい運動ビジョン「郷土愛あふれる因幡」の発表。

・因幡地域の魅力を再確認。

・国際交流の発展推進。

 

我々JCの言葉で対外目的というのですが、上記4つの目的を持って事業を行わせて頂きました。4000人の方にこの「4つの意識」を醸成することに我々は英知・勇気・情熱を持って取組んだという事になります。県外の方も参加して頂いたと思いますが、因幡地域の人口が20194月現在で225587人なので約56人に1人の方が鳥取青年会議所の目的を共有して頂いた一ヵ月という事になります。本当にすごい事なのだと改めて現役メンバーと伝統ある組織に感謝と敬意を感じています。

 

 来年度から展開する新しいビジョンを発表させて頂きました。

 

郷土愛あふれる因幡

INABA Identity「因幡市民の同一性」×Sustainable Development「持続可能な開発」

 

 初めて見られる方はピンとこないと思いますので説明したいと思います。

 

因幡市民が同じ目的に対し共感できるために、因幡の人たちの共通認識を揃えましょうという事です。

何故かというとこんなまちを目指しましょうという目的を持ったリーダーシップを発揮する人が現れたとしても、それに対して因幡市民の反応がバラバラになるからです。共通認識が無ければ、そのリーダーシップもバラバラとなり目指すこともバラバラになってしまいます。

 

 だから、「因幡地域の同一性を持ちませんか?」という誘いなのです。進む方向がバラバラなコミュニティは【誇り】を持てなくなり、人口減少は止まることはないでしょう。だったら少しでもモノやお金のあるまちに子供たちが憧れてしまい、どんどんこのまちから出ていく事が正しいという答えになるでしょう。

 

【誇り】を持つという事はどうゆう事なのか?

 

「あなたは誰ですか?」という質問があった場合に何と答えるでしょうか。

 

私たちの世代は大人に成長するとき、親から言われました。「私たちの様にならないように、勉強すればいい大学には入れて、お金がたくさんもらえて、安定した生活ができるから」

 

このように育てられたとして、私たちは「あなたは誰ですか?」という質問に答える事が出来るでしょうか。前提として郷土に対して否定から積み重ねている教えのように感じます。

 

「鳥取って何があるの?」っていう質問に「何もないよ」って答える人が多いと思います。それがこの現象を生み出しているのではないでしょうか?

 

この一年ビジョンを定めるために誇りというものは過去から現在の時間軸から生まれるものなので、因幡の歴史と伝統文化、初心者ではありますが認識を深めました。

 

結論からいうと、認識すれば【誇り】が生まれます。知ろうとしていないだけなのです。郷土の教育を育み是非とも誇りを持って因幡の同一性を築き上げていきましょう。

 

持続可能な開発はSDGsの事です。それについて調べればたくさんの項目があります。日本では当たり前のことが世界にはそうではない事がある。世界では当たり前のことが日本ではそうでないこともある。だから、誰も取り残さない状況を世界のみんなで作り上げようという包括的な目標です。その目標は世界の同一性とも捉える事が出来ます。

 

郷土の同一性と世界の同一性を掛けて、誰に対しても【誇り】を持った人たちのコミュニティである、郷土愛あふれる因幡が生まれ、未来に持続的に存在することを願っています。

 

重ね重ねではありますが、鳥取青年会議所の運動に触れあって頂いた皆様本当にありがとうございます。私がリーダーを務めさせていただくのはあと3ヵ月ではありますが、精一杯走り抜けたいともう一度初心に還り、9月が終わります。

2019年8月

2019年8月31日
  8月に入り、対外的事業すべての議案が採決をへて承認されました。すべての委員会が企画まではやりきったという結果。委員会によって様々な議論が交わされ、それぞれに担当常任理事という上役が客観視で議案を導き、またそれを担当副理事長が委員会側と上役側の両面を考えて指示したり、注意を促したり。たくさんの目線を加え理事会へ議案を提出し、よりスムーズな運営をという組織である。なぜ、同じ体制で議案承認までの過程が千差万別になるのか。委員長の性格?常任のマネジメント?トップの力不足?それとも・・・・?

 

面白い言葉がありました。

 

「我々は自律的な存在であり、自分自身の認識を磨くことで進歩し、世界をいい方向に変えることができるのだ。ただし、文明社会では、相手の意に反する力の行使が正当化されるのは、他の人々に危害が及ぶのを防ぐためである場合に限る。物質的であれ精神的であれ、相手にとって良い事だからというのは、干渉を正当化する十分な理由にはならない。相手のためになるからとか、相手をもっと幸せにするからとか、他の人の意見では賢明な、あるいは正しいやり方だからという理由で、相手にものごとを強制したり、我慢させたりするのは決して正当なものではない。」

 

「だからこそ、本人のみにかかわる部分については、当然ながら、本人の自主性が絶対的である。自分自身に対して、すなわち自分の身体と精神に対しては、個人が最高の主権者なのである。」

 

もっともな話である。トップであれ上役であれ、議案の主役である委員長本人の為という事で意に反する事を強要してはいけません。それがどんなに「その人のためだから」という理由であっても。主権者は委員長本人のものである。だからこそ、自主性が絶対的に必要なのである。難しいのは「ただし、他の人に危害が及ぶのであれば意に反しても正当化される。」という部分です。危害とはどこまでの事なのであろうか?一人でも迷惑だと感じれば危害なのか、生死に関わるような事までは危害と考えないのか・・・

 

おそらく、JCという環境はこの事を考えていく事が、何よりも課題ではないかと思います。それが一番つらい事でもあり、一番面白い事でもあり。これに向き合う事で認識が磨かれ、このまちを、大きく言えば世界をいい方向に変えることが出来る。

 

9月はついに60周年という大きな事業と記念大会。ご参加頂く皆様には、たくさんのお願いをさせて頂いていますが、引き続き何卒更なるご支援ご協力をお願いいたします。そして60周年という出来事が、組織の理念でもある「明るい豊かな社会」を目指し、永続していく事に対して、すばらしい過程である事を願って8月が終わります。

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