2014鳥取青年会議所 縫谷理事長 の“因幡創新”ブログ
2014年3月 ARCHIVES
砂丘再生会議全体会議→講演会(風景デザインと観光地の魅力作り)
春分の日はとても寒かったですが、それ以降陽気な天気が続いています。天気が良いと気分も良くなりますね。人の心理とは周りの環境に影響されやすいことがよく分かります。
さて、本日24日は9時より砂丘再生会議の全体会議がありました。
砂丘再生会議は「保全再生」と「利活用」の2つに大きく分かれ、また企業等の寄付金による特別会計と3つの会計に分かれますので統括する「全体会議」が存在します。大きな会議体ですが、大きい故に動きにくい部分も感じます。また「保全再生」と「利活用」とは見る視点が違うので、これも良い部分と改善すべき部分もあるように感じます。とは言え、大きな予算が執行されますので、「最大の成果を発揮」するよう、微力ではありますが役目を果たして行こうと思います。
その後10時30分から鳥取大学工学部付属地域安全工学センターと砂丘再生会議主催の講演会に参加致しました。
「風景デザインと観光地の魅力づくり」というテーマで、エスティ環境設計研究所の徳永所長をお招きして、風景デザインを「文化的景観」として捉えた地域づくりの活動を織り交ぜながらご講演頂きました。
先程「天気が良いと気持ちが良い」という話をしましたが、それには気温や湿度なども関係しますが「晴れ渡った青空」や「太陽の光を浴びた山や海の風景」が気持ち良いと感じるからもあります。それはまさに自然そのものが作り出す風景デザインです。そこに鳥取特有の自然環境や町並み、伝統文化や独自産業、食文化やまちの暮らしそのものまでを風景として、体験も通じて、デザインすることが出来たなら、「キレイ!」「ステキ!」「気持ちいい!」「安らぐ!」「楽しい!」と言った感動に変化すると感じます。
最後に徳永所長は「鳥取はとても良いまちですよ」とおっしゃって頂きました。次回は「すごく素敵なまちになりましたね!」と言われるまちのデザインをしていきたいですね!
鳥取ベンチャーサミット
昨日22日(土)は鳥取ベンチャーサミットに参加させて頂きました。
この企画は株式会社サムライインキュベート代表の榊原さんが、世界に通用する人材の育成にこそ地方の復活の道があり、その方法がベンチャー企業の育成であると信じて全国47都道府県での開催しているベンチャーサミットの鳥取県版でした。
http://www.samurai-incubate.asia/
当日は榊原さんの熱い講演と、鳥取市出身で現在楽天株式会社執行役員を務める本間毅さんもこのためだけにシリコンバレーより駆けつけて頂きました。シリコンバレーから見た日本と地方の問題を分析し、その中で鳥取が目指すべき方向を示してくれました。
http://entrepreneursmind.net/?p=805
ベンチャーという文字から遠い私ではありましたが、たくさんの課題を頂きましたし、地方復活のチャンスを感じることが出来ました。
しかし残念だったのは参加者が少ないこと。これだけ素晴らしいお二人を迎えながらも70名しか居ませんでした。(前日の山口県では10名だったらしく、発表も鳥取は素晴らしかったのでお褒め頂きましたが。)そして鳥取県、鳥取市の後援を頂きながら、職員の参加者はあまりいらっしゃるようには感じませんでした。
労働人口が減少する中で、地方の疲弊は加速します。2050年には破綻する地方自治体が出てもおかしくない状況で、地方は生き残るにはどうすべきなのか?
ここに住む私達が本気にならなければなりません!
Go Action! Go Change!
日本青年会議所会頭訪問
昨日21日(金)、東伯の地石見会館にて、日本青年会議所2014年度会頭の鈴木和也君、副会頭の山本樹育君をお招きして、会頭講演、名刺交換会、懇親会が行われました。
昨日は本当に身近にお話する機会がありまして、日本青年会議所のことやこれまでの経験談を率直に教えて頂きました。会頭講演の時「委員会は必ず2時間と決めている」とおっしゃっいました。私たち鳥取青年会議所は議論に時間を費やす傾向がありますが、事前の準備をして2時間で締める力も必要です。会社の会議だって、だらだらと遅くまでやっていると経営者の資質を疑われるのと一緒です。
自分の世界観より広い視野を持った人と話すのは本当にワクワクします!また新しい機会と出会いを頂きまして、誠にありがとうございました。
そして、山根会長をはじめとします、地区出向メンバーの皆様。裏方をしっかりと務めて頂いている姿が誇らしく、そしてとても有難く感じます。もう2日ありますが、どうぞよろしくお願いします。ありがとうございます!
そしてたくさんの鳥取青年会議所メンバーにもご参加頂きました。休日の出にくい中、本当にありがとうございました!!